世界のアイコニック(Iconic = 象徴的な)建築物にインスパイヤーされたスペシャル・コレクション。
もともと2020年に発売された「パノラマ」コレクションは、SCABALのロゴに使用されている全てのアルファベットを含んだものを服地のデザインとしてアレンジしようとしていた時、ビルのように見えたのをきっかけに、面白い形、色、材質や特徴を持つ建築物を探し始めた結果、プロジェクトは100を超える建物の選択から始まり、最終的に12の建築物に絞り込むことになりました。
そして、生地デザインの開発が始まり、『PANORAMA』という名前にふさわしい、斬新でグローバルな趣のコレクションが完成したのです。
この新コレクションのアイデンティティとして、SCABALのロゴをビルとしてイメージし使用しています。
今回の新作では、新たに12棟の建物が選ばれ、その色や形、デザインを通して服地にインスピレーションを与えています。
デザインは建物そのものからだけでなく、写真が撮影された瞬間からインスピレーションを得ています。
建物とその周辺のディテール、形、色を吟味し、12種類のユニークなファブリック・コレクションを作り上げました。
[Panorama]:全景、パノラマ、連続した出来事の心象風景
元々、18~19世紀のイギリス画家、Robert Barker(ロバート・パーカー)が1792年に創始したとされる絵画のジャンルのひとつ「回転画」の事で、Panoramaの語も彼の造語で特許も取得していた。
語源はギリシャ語の PAN + ORAMA(すべて+眺め)